こんにちは。私のブログをお読みいただき、本当にありがとうございます。
行政書士って食えるの?食えないの?はずっと問われ続けています。この回答として、私の経験からお答えし、かつ食えるようになるために必要なことなどをお話していきます。
行政書士って食えないの?
このブログをお読みのあなたは、既に行政書士の先生であったり、これから行政書士として登録される方であったり、試験に合格するために勉強中の方で、開業後のことを考えて備えようとされている方かもしれません。
ここで質問です。
周りに行政書士を志そうと思っていることを話すと
「えぇ~やめなよ~。経営厳しいらしいよぉ~」
「食っていけないらいいよぉ~」
「ぜんっぜん儲からないって聞いたよ」
「俺の知ってる行政書士はすぐに廃業したよ」
「試験勉強に貴重な時間を費やして、やっとのことで合格できても、全然仕事がないって聞くけど大丈夫?」
などなどまぁ様々なことを言われたご経験ありませんか?
私はあります。「超」がつくほど・・・。
妻、親戚、親、友人・・・。ほぼ全員ですね・・・。
では、、、
「食えるか、食えないか」
私は「めちゃくちゃ食える」と断言できます。
少しハードルを上げた感はありますが、実体験として確信しています。
とは言え私は、昨年の5月1日に開業したばかりのよちよち歩きの新米行政書士ですので、まだまだこれからですが、
行政書士事務所の売上を上げる方法って、ある程度確立されているんです。
私はその方法を、学び、実践し、失敗しながら経験し、ある程度の結果を出してきました。
よって1つ1つ皆さんに共有していきたいと思っています。
開業2年で7割が廃業する職業?
ご存知の方も多いと思いますが、行政書士という職業は、
「開業後2年で7割の事務所が廃業する職業」
と言われています。
これ知らない方に話すと、とても驚かれます。
この数字の正確さは定かではありませんが、それほど間違っていない数字ではないかと感じています。
では、なぜ2年で7割の事務所が廃業に追い込まれてしまうのでしょうか。
私は、主な2つの要因があると思っています。
要因① 行政書士という資格を取得するための試験は決して難しいものではありません。少なくとも私にとってはスーパーハードでした。
故にそれが要因の1つだと思います。苦労して獲得した国家資格!これで看板を掲げれば、周りから自然と「これお願いします。」「この手続を依頼したいです。」などと仕事が舞い込んでくるのではないか。
という幻想です。
当然、行政書士になったとあれば、親しい友人や親戚などは、多少の仕事を依頼してくれるかもしれません。しかしそれだけでは当然食えません。
要因② 本業としている行政書士の先生だけではなく、リタイヤ後のために何か資格を取得しておこうと思ったり、副業として開業されたり、既に他の士業の資格をお持ちで、特に行政書士業務に力を入れる必要がなかったりという先生方がいらっしゃるからです。
ほとんど動いていない行政書士の先生も多く、年間の行政書士業務の収入が数十万円という方も少なくありません。
この2つの要因に共通することはなんだと思いますか?
それは、「営業」なんです。
営業をしていないか、明らかに不足しているんです。
営業が不足するとどうなるか。実績も経験もスキルもない新米行政書士に、潤沢な仕事の依頼はまず入りません。行政書士の仕事が入らなくとも生活していかねばなりません。するとアルバイトを始めます。すると余計に行政書士業務をする時間がなくなります。
そうこうしているうちに1年が経過します。すると、行政書士会や各地域の支部から「今年も会費を引き落とします。」という通知が来ます。その時です。「う~ん全然売上ないのに会費ばかりこんなに払うのは馬鹿らしいな。閉めよう。」
となるわけです。
国家資格者とはいえ、自分以外の行政書士の先生方はたっくさんいます。その中で自分に仕事を任せていただくためには、営業あるのみです。
行政書士として食っていきたいなら営業あるのみ!営業さえしていけば食えるどころか、余裕のある事務所経営が可能になるんです。
次の項では、『行政書士に求められる営業』について解説していきます。
行政書士における「営業」とは?「営業」には2種類ある
皆さんは行政書士としてこれから開業され、もしくは開業されていれば、自分で仕事をとってくる必要があります。
強力なコネクションがあって、開業と同時に勝手に仕事が入ってくるスーパースター先生は例外ですが。
仕事を獲得するために我々は「営業」をします。
その「営業」には2つあります。
① アナログ営業
② ウェブ営業
この2つです。
このどちらか、又は両方によって仕事を獲得していきます。
個人的に言えば、アナログ営業だけでも、ウェブ営業だけでも食っていけると思います。しかし、時代の流れを考えると、両方仕掛けていくことが得策だと断言できます。
しかし、好き嫌いはありますので、ウェブ営業アレルギーの方はアナログ営業1本で行くしかありません!茨の道ですがやり方はあります!
今日の解説はここまでです。
次回はそれぞれの営業方法について解説していこうと思います。
アナログ営業はとても大切です。具体的な方法や注意点もこちらの記事に詳しく解説しています。
→ 行政書士におすすめ『異業種交流会』を使ったアナログ営業のコツと注意点
ウェブ営業も当然大切です。こちらも具体的な方法論を詳細に解説しています。
→ 行政書士の売上アップにつながる『ウェブ営業』の準備と考え方
参考にしてください。